中村 成信 様
良く晴れた冬の朝。気温はマイナス20℃に達する極寒の世界。
冷え込む程に景色は神々しく美しい、そんな中この光景に出会う。動物達にとっては日常、でもこの開けた舞台で行われる出来事はどこか非現実的で、目の当たりにしても映画でも見てるかのようでした。そして「命は繋がっていくんだな」と思い浮かんだのは阿寒湖の神様の業なのかもしれません。未熟な写真ですが、雰囲気は伝えることが出来たのかなと思いました。この度は御選考頂きありがとうございました。
鈴木 啓司郎 様
ここは写真愛好家の皆様には知られた場所ではあるのでしょうが、
私自身四季折々に訪れる場所でもあります。 昨年12月初旬、冷え込むという予報の早朝に、木々に着いた霧氷・その湖面へのリフレクション・穏やかな湖面に立つ気嵐、そんな情景を思い浮かべ訪れたところ、イメージ通りの情景に出会うことが出来ました。 そして朝の陽ざしが木々の霧氷に届くのを待ち撮影したなかの1枚です。 この作品を選んでいただき感謝いたします。
高橋 米子 様
この度は光栄な賞をいただき有難う御座います。
春夏秋冬、雄阿寒岳の雄大な姿に会える事が楽しみ。特に夜空を見上げて宙との会話に不思議なくらい癒され、幻覚さえも覚えます。特にオリオン、天の川が大好きで、雄阿寒岳から宙に上がれる階段が...あったら...と天の川を数年過ぎ、やっと念願叶いました。自然は思うがまま、此方から向き合うと出会える事を知りました。この賞は人生の1ページ、感動です
田澤 米子 様
この度の写真は「朝霧染まる」と云う題名ですが、
朝霧は空気が夜間に冷えた時に水蒸気の一部が凝結して出来る現象です。 その瞬間に出会えるかどうかは、撮影場所に着いてからはじめてわかります。 私はそれなりに運に恵まれて撮影する事ができたと思います。 朝霧に染まった現象は、私の最も好きな写真です。 レンズから覗く別世界に感動をしながら思うことを、写真を見て下さる方々にも感動を与えたいと思ってシャッターを切っております。 これからも早朝は大変ですが、撮影に来てよかったと云う日を送りたいと思います。
深町 知博 様
当時毎年、年末年始は阿寒に泊まり
込みで撮影に行っていた。この日も朝6時から昼寝をはさんで1日中阿寒湖周辺を撮影していた。夕方、日も落ちて帰ろうかと阿寒湖の方を振り返るとピンク色に染まった湖面に白鳥たちが一日が終わるのを惜しむかように集っていた。もう暗くなりつつあり手ブレに気をつけながら手持ちで撮った。
山本 登行 様
雄阿寒岳の入り口で鹿に出会い、
葉っぱを食べた姿が可愛くて、思わずシャッターを切った一枚です。
鈴木 泰孝 様
80歳に成って長年の夢であった、
いつか行って見たかった阿寒湖の撮影を2泊3日で実現できました。撮影スポットが多くあるので3日では足りない、そう思う中の一枚です。早朝気温が下がり、気嵐に包まれた茜色の雄阿寒岳と阿寒湖に水鳥が来てくれました。
竹田 匡志 様
毎年12月下旬に阿寒湖の霧氷と
気嵐、更には、アイスバブル、フラワーフロストを撮影におとずれます。この作品は、暖冬の為、狙う被写体には遭遇しませんでしたが、この日は、雲が赤く染まっていく状況を雄大に阿寒湖と雄阿寒岳を取り入れイメージ通りの迫力ある作品に仕上がりました。
新免 泰 様
12月下旬の夜明け前、阿寒湖に聳える
雄阿寒岳の力強さと木に連なる氷柱で寒さを表現しました。足場が悪く苦労しましたが、良い写真を収めることができました。
藤田 亜沙美 様
この時期は気嵐が発生し、
時間帯や気温の変化によって景色も刻々と変化していきました。 白鳥などの水鳥もたくさん滞在しており、日によってさまざまな現象が見られたので、毎日のように通って景色を楽しみました。 その中で撮った写真です。 気嵐の向こうにぼんやりと温泉街も見え、阿寒湖を感じるお気に入りの1枚です。
岡島 なぎさ 様
風がなく極寒の晴れた朝にだけ咲く
幻の冬の華フロストフラワー。この日は-20℃でしたが寒さを忘れるほどの絶景でした。